4人プエルトリコ 宿屋を放棄する2番手宿屋システム

4人プエルトリコ2番手宿屋システムですが、ただの戦法ではなく大仰にシステムとうたっているのは理由がありまして、「宿屋を建てない」という選択肢を用意していることまでシステム化しているためです。1-2建築宿屋なり、1-3建築 2:宿屋なり、とにかく決め打ちで宿屋を建てて、2-1開拓で採石場を取って、建築が入れば小インディゴを建てる、そういう決め打ちの戦法の枠組みではないところがシステムたる理由です。

具体的には、1番手に建設小屋を建てられた時の変化手順です。1-2建築宿屋ではなく、主に1-2金鉱 1-3建築 2:宿屋の手順を採用しているのは、1番手が建築で何を建てるか確認したいためです。詳細は省きますが、1番手に建設小屋を建てられた時は宿屋を建てることを放棄して建設小屋を建てることがあります。2-1は開拓採石場ではなく、2-1市長を選択します。通常の流れだと3-4も市長となることが多いです。市長による序盤の人の多さと開拓が入れば採石場を取れることを主張点として序盤を戦います。

BGAの実践譜から。下記のようなプレイングです。宿屋システムですが宿屋は建てません。宿屋を放棄するところまで序盤をシステム化しています。

2番手宿屋システム BGA実践譜 宿屋放棄型 R1-3建築 2:建設小屋⇒R2-1市長

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