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ミッション:レッドプラネット戦略論(イベントカード)

 ボードゲーム「ミッション:レッドプラネット(Mission : Red Planet)」にはゲームのランダム要素として、そして戦略の基軸として「イベントカード」が存在します。本稿ではイベントカード絡みの情報を整理しつつ、初歩的な戦略について記述します。

 「イベントカード」には「ボーナスカード」と「発見カード」の2種類のカードが存在します。「ボーナスカード」はゲーム終了時に条件を満たせばボーナス得点が入るカードで、9種類13枚存在します。「発見カード」は火星の外周エリアに配置されるカードです。ゲーム終了時にボーナスとして加点されたり減点されたりする効果のあるカードで、9種類11枚存在します。11枚のうち、プラス効果のカードが4枚、マイナス効果のカードが3枚、どちらとも言えないカードが1枚、効果なしのカードが3枚存在します。

 ゲーム開始時に各プレイヤーは1枚ずつ「ボーナスカード」を持ってスタートしますので、まずはこのボーナスカードの条件を満たすように宇宙飛行士を配置することを考えます。
 最も枚数の多いボーナスカードの「秘密ミッション」は、火星の指定の外周5エリアに最低1人ずつ宇宙飛行士を配置すればボーナスとして8点入るカードです。13枚中4枚存在するためスタート時に誰かしら持っていることが多く達成も比較的容易ですのでボーナスカードによる加点は8点を標準と考え、他のボーナスカードで8点の加点が難しそうな場合は他の方法での加点を目指す必要があります。
 ボーナスカード「氷の塊」を引いたプレイヤーはゲーム終了時に2枚の「氷の得点トークン」を受け取れるので、ゲーム終了時の「最多氷得点トークン」ボーナスの9点を狙うのが効果的です。ボーナスカード「氷の塊」は2枚存在します。
 ボーナスカード「極秘ミッション」は、プレイ人数によって達成難易度が変わるカードです。3人プレイではうまく行けば2〜3エリアで10〜15点の加点ができるかもしれませんが、5人プレイでは1エリア5点の達成も難しいです。

 プレイ中に「3:科学者」のキャラクターカードを選択したプレイヤーは「イベントカード」を1枚引くことができます。引いたイベントカードが「ボーナスカード」だった場合は条件を満たすべく宇宙飛行士を配置していくことになります。また、引いたイベントカードが「発見カード」だった場合は、自分に有利となるよう駆け引きの材料として使用することになります。
 キャラクターカード「3:科学者」は1〜2隻のロケットに2人の宇宙飛行士が乗せられます。手番、乗船の自由さ、そして搭乗可能人数において他のキャラクターカードと比較しても効果の強いカードです。加えて「イベントカード」を引くことができるので、10ターン中2回、もしくは3回使用しても損のないカードと言えると思います。複数回使用するためにはカードを回収するためには「1:リクルータ」をプレイする必要がありますので、3回使用することは難しいです。

 他のプレイヤーが配置した「発見カード」を覗くべきか、それとも新たに「イベントカード」を引くべきかは悩むところですが、「イベントカード」を引く方が効率が良いと考えます。「発見カード」の加点期待値よりも「ボーナスカード」の加点期待値の方が上ですし、「ボーナスカード」を引けば自分の得点だけを伸ばすことができます。

 「発見カード」はそのエリアにのみ効果が発生しますので、発見カードを配置したプレイヤーがそのエリアの独占権を主張するなら、発見カードを覗かずに対抗して少しだけ主張しておけば良いと思います。そのプレイヤーが終盤で「2:探検家」を温存している場合は「発見カード」がマイナス効果かも知れず、配置している宇宙飛行士を別なエリアに移動させる可能性があるので要注意です。
 プラス効果の「発見カード」で、恩恵を受けるために最多人数である必要があるのは「巨大鉱脈」だけですので、エリアの最多人数を狙う必要はありません。逆に「放射性物質」だった場合は該当エリアに配置した宇宙飛行士をすべて失うことになりかねませんので、最多人数を狙うのは得策ではありません。発見カードを配置したプレイヤーより1人2人少ない人数を配置しておけばおおむね間違いないと考えます。

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