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ブラフ(Bluff)

 「ブラフ」(Richard Borg / FX Schmid, Ravensburger / 1993, 2001)は、プレイヤー全員がカップに複数のダイスを入れて振り、出目の種類と個数を当てるゲームです。ダイスは1〜5、そして6の代わりにオールマイティの☆マークの6面となっています。

 各プレイヤーは自分の振ったダイスの目だけ確認することができます。スタートプレイヤーは場全体に何がいくつあるかを予想し宣言します。例えば、「3が4個以上ある」などです。次のプレイヤーは、もっと多くの数があると思う場合や、前のプレイヤーが宣言した出目より大きな数が同個数あると思う場合は数を増やして宣言します。例えば、「3が5個以上ある」、「5が4個以上ある」、などです。ダイスをひとつ以上場に晒して残りのダイスを振り直してから宣言することもできます。

 前のプレイヤーが嘘を言っていると思う場合は「ブラフ」を宣言し、全員のダイス目を確認します。「ブラフ」が正解(実際のダイスの個数が宣言した数以下)なら宣言した数と実際の数の差分の個数のダイスを「ブラフ」を掛けられたプレイヤーが失い、「ブラフ」が不正解(実際のダイスの個数が宣言した数以上)なら「ブラフ」を掛けたプレイヤーが差分の個数のダイスを失います。また、宣言された数と同個数の場合は「ブラフ」を掛けられたプレイヤー以外全員がダイスをひとつずつ失います。失ったダイスはボードのダイス置き場に置き、ゲームは継続されます。ダイスがなくなるとゲームから脱落し、最後に残った人が勝利となります。

 ダイスは全部で30個使用します。ゲームに使用されないダイスはボードのダイス置き場に置いておきます。これにより、確率計算が簡単にできるようになっています。ダイス置き場は3段×5列が2箇所あります。ひとつもダイス置き場に置かれていない場合は10列すべて空いていますので、平均で「1(〜5)」が10個出る確率(☆を含む)となります。ゲームが進んで8列とふたつ埋まったときは、残りは1列とひとつなので、平均で1.33個出る確率となります。このため確率計算が苦手な人でも容易に確率を予想できます。

 このゲームの醍醐味は、自分のダイス目や相手の宣言から場のダイスを推測し相手の「ブラフ」を見抜いたり、逆にはったりで強気に押したりする心理戦の駆け引きです。自分のダイスが減っていけば不利になりますので、いつも「ブラフ」を掛ければいいというものでもなく、ダイスの多い人を狙ってダイスの個数を削っていくのも重要です。自分が場の半分以上のダイスを保持しているときはゲームを支配した気分にもなれます。

 ルールが簡単で一度遊べば覚えられます。2〜6人用で、気軽にみんなで遊べるゲームのひとつです。

Bluff(ブラフ)

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